サルカス徴候について

サルカス徴候について

サルカス徴候とは「サルカス徴候」は「サルカスサイン」、またそれを調べる検査という意味を含めて「サルカステスト」とも呼ばれています。サルカス徴候とは簡単に言えば肩関節の弛緩性や不安定性、つまり肩関節の”ゆるさ”を調べる検査の1つのことを言います。   一言に肩関節のゆるさがあると言ってもその原因によって様々に分かれていきます。

なぜサルカス徴候に?

肩が外れたなどの大きなケガをしたことがある、外傷性か非外傷性かどうかです。外傷性の不安定性とは肩が外れたりをすると、肩関節の周りにある軟骨や靭帯などの関節の安定性に関わる組織を傷めてしまい、安定性が失われて肩関節の動揺性、ゆるさが出てきたものです。   非外傷性の不安定性とは肩が外れたなどの大きなケガをしたことがなく、肩関節の周りの組織に大きな問題な無いのにゆるさがあるものです。また、非外傷性のものは「動揺性肩関節」や「ルースショルダー」とも呼ばれます。そして非外傷性のものはさらに、   ①肩関節の構造に問題があるもの ②肩関節の機能に問題があるもの ③全身の弛緩性が高い状態のもの   の3つに分かれていきます。

サルカス徴候の検査方法

「サルカス徴候」はこの肩関節の非外傷性の不安定性をみる検査になります。   肩関節の不安定性をみる検査にはこの「サルカス徴候」以外にも様々なものがあり、前方の不安定性をみる検査には「前方アプリヘンションテスト」、「リロケーションテスト」、「ロード&シフトテスト」などが、後方の不安定性をみる検査には「後方アプリヘンションテスト」が、下方の不安定性をみる検査に「サルカス徴候」があります!!   「サルカス徴候」は前述の通り肩関節の下方への不安定性をみる検査です。    検査の方法としては、力を抜いて上肢をだらんとした状態から、腕を下方に引っ張ります。この時、健側と比較して肩峰と上腕骨頭の間に陥凹が確認出来たり、明らかに緩い時は陽性となります。

サルカス徴候の症状

「サルカス徴候」がみられると、肩に不安定性がみられるのはもちろん、腕を下に垂らした状態で物を持つ動作をする時に、痛み、ダルさ、易疲労感などを訴えることがあります。   また、肩関節だけでなく上肢全体のダルさや痺れ、肩甲骨周囲の痛み、肩のこり、頸部の痛みなどを訴えることもあります。無症状なものはとくに治療を必要としないですが、肩関節自体に不安定性を訴えるようであれば筋力強化訓練をします!   栄光接骨院では「サルカス徴候」が見られ、不安定性によって炎症の起きている部分には立体動態波という特殊な電気を使って炎症を抑えていき、同時に肩関節の周囲の筋力トレーニングを指導し、肩関節の安定性を高めていきます!!

サルカス徴候は当院にお任せ下さい。

サルカス徴候でお悩みの方は当院へお任せください。 当院ではサルカス徴候だけの施術ではなく全体の身体の評価をさせていただき、痛みのでにくい状態にします。サルカス徴候でお困りの方はお気軽にご相談下さい。ご来院お待ちしてます。

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