成長期側弯症について
正面から見て脊柱(背骨)が側方へ弯曲した状態を言います。3歳から10歳までの間に発症するのを学童期側弯症、11歳以上で発症するのを思春期側弯症と言い思春期側弯症は女子に多く発症します。弯曲が強くなると背中や腰に痛みを引き起こしたり、呼吸がしにくくなったり、内臓が圧迫され消化しにくくなったりします。多くは成長の完了と共に進行は停止しますが進行する症例もみられます。原因として
日常生活の姿勢不良や体幹と言われる腹筋・背筋、腹圧などの筋力低下、筋肉の硬さ、筋バランスの不良によってなる場合と特別な原因無く発症する場合もあります。オリンピックの陸上選手でもあったウサイン・ボルト選手も側弯症であると言われています。 症状がひどくなってくると装具療法や手術が必要となってくるため早期発見・早期治療が重要です。簡単な確認方法として左右の肩の高さが違う。前屈した時の左右の肋骨の高さの違いで確認できます。こんなお悩みは在りませんか?
- ・学校の健診で背骨が曲がっていると言われた
- ・その後、整形外科に受診したが電気をかけて終わってしまった
- ・日常生活で姿勢が悪く、正面から見ると肩の高さが左右で違う
- ・前屈すると肋骨の高さが左右で違う
- ・背中が丸く猫背気味である
- ・座っていると疲れ易く、頬杖をついたり、脚を組んでしまう