膝関節側副靭帯損傷について
側副靭膝関節帯とは
膝関節側副靭帯とは膝関節の両サイドにある重要な靭帯で、それぞれ「内側側副靭帯」「外側側副靭帯」と呼ばれています。
膝関節内側側副靭帯損傷
内側側副靭帯の損傷はスポーツをしている方に非常に多く、膝関節の外反運動の抑制と下腿の外旋運動を抑制します。
膝関節内側側副靱帯は大腿骨内側上顆から脛骨内顆部にくっついていて、単独損傷は少なく、前十字靭帯や内側の半月板などの他の軟部組織との損傷を合併する場合が多いです。
この内側側副靱帯と前十字靭帯と内側半月板の3つ同時に損傷したものを、「不幸の三徴候・アンハッピートライアド」と言ったりもします。
内側側副靱帯は主に膝関節に強い外反力が加わって損傷します。
症状と検査
症状としては、膝内側部の腫脹、運動時や膝の内側の押した時の痛み、膝関節の外反不安定性などがあります。検査としては外反ストレステストがあります。膝関節外側側副靭帯損傷
外側側副靭帯の損傷はコンタクトスポーツでの発生が非常に多く、膝関節の内反運動の抑制と下腿の内旋運動を抑制します。膝関節外側側副靱帯は大腿骨外側上顆にから腓骨頭にくっつきます。
膝関節外側側副靱帯損傷は単独の損傷はまれで、後外側構成体との合併損傷が多いです。
外側側副靱帯は主に膝関節に強い内反力が加わって損傷します。
症状と検査
症状としては、膝関節外側部の腫脹、運動時や膝外側部を押した時の痛み、膝関節の内反不安定性などです。検査としては内反ストレステストがあります。治療
急性期はRICE処置を行います。痛みが軽減してきたら大腿四頭筋やハムストリングスを中心とした運動療法を行っていきます。症状の再発防止
栄光接骨院ではエコーを取り入れていますのでしっかりと患部の状態を確認することができます。
また、立体動態波という特殊な電気を使用し患部の炎症や痛み、関節の腫れなどを抑えていきます。痛みや腫れが落ち着いた後も運動指導やトレーニング指導して一緒に再発防止に努めていきます!