股関節拘縮について

股関節拘縮について

「股関節の拘縮」とは

「関節拘縮」とは関節を直接構成する組織(骨や軟骨)以外の関節包、靭帯、筋、皮膚などの軟部組織が萎縮や収縮をして関節可動域が制限されたもののことを言います。   ちなみに、関節を直接構成する組織の骨や軟骨に原因があって関節面が癒着して、関節可動域が制限されたものを「関節強直」と言います。  
股関節の拘縮は大きく3つのものがあります。 ①外転位拘縮 ②内転位拘縮 ③屈曲位拘縮 です!

外転位拘縮

股関節外転位拘縮は股関節外転筋群に肉離れなどの損傷をした時に、損傷した軟部組織を伸長することによる痛みを軽減するために軽度外転位を保持するものです。   また、外傷当時に適切な治療が行われず痛みが残り、その痛みを軽減するために軽度外転位となって、これが習慣化して股関節の外転位拘縮を起こします。股関節外転位拘縮では、背臥位で両下肢をそろえて平行に寝かせると、拘縮している方の足が長くみえます。   (仮性延長)棘下長を計測すると左右同じです。左右の上前腸骨棘を結ぶと左右対象ではなく傾いており、患側の骨盤が下がっています。骨盤の位置を正しい位置に持ってくると、患側の股関節が外転位となります。

内転位拘縮

股関節内転位拘縮は股関節内転筋群を肉離れなどの損傷をした時に、股関節外転位拘縮と反対の現象が起こります。股関節内転位拘縮では背臥位で両下肢を平行にした場合に、患側が短くみえますが、棘下長を計測しても左右差はないです。   (仮性短縮)上前腸骨棘を結ぶ線は傾いており、患側の骨盤が上がっています。骨盤を正しい位置にもってくると、患側の股関節が内転位となります。

屈曲位拘縮

股関節屈曲位拘縮では、とくに股関節の屈曲筋である、腸腰筋、大腿直筋、縫工筋などを損傷した場合に、内・外転筋の時と同様に痛みを軽減するために屈曲位を保持します。股関節屈曲位拘縮では、骨盤の前傾傾斜が増加し、腰椎の前弯が強くなります。   下肢を外に振り出して歩いたり、尻を突き出して歩きます。正座ができなかったり、できても両膝がそろわなかったり、腰を反らせてお尻を突き出した様な形になります。

治療として

栄光接骨院では特殊な電気を使用し股関節周囲の筋肉を緩めて行きます。またストレッチや筋力強化訓練も行い股関節の動きを誘導していきます。

股関節拘縮は当院にお任せ下さい。

股関節拘縮はケガをした時に適切な治療が行われなかったことによっても起こります。拘縮は起こさないことが1番良いのですが、もしこの様な症状がある方は栄光接骨院に1度お越しください!

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