投球障害について

投球障害について

投球障害とは繰り返される投球動作によって肩関節や肘関節にある筋肉や腱、骨が損傷し、肩関節や肘関節に痛みなどの障害が生じ投球動作が困難になることを総じて投球障害と言います。投球時に肩に痛みなどの障害が出る場合を野球肩、肘に痛みなどの障害が出る場合を野球肘といいます。

投球障害の症状

・インピンジメント(impingement)症候群 ・上腕骨骨端線障害(リトルリーグ肩) ・関節唇損傷、腱板損傷 ・上腕骨内側上顆裂離、 ・離断性骨軟骨炎 ・内側側副靭帯 などがあります。

投球障害の原因

・投げ過ぎによるもの ・肩、肘、下肢、体幹の身体全体の筋肉の柔軟性の低下や筋力低下によるもの ・不良な投球フォームによるもの   この3つが原因としてあり、これらが複合して起こっている場合が多いです。

投球障害の治療

治療として痛みの軽減と炎症を抑えるために安静と投球を中止し、当院では炎症を抑えるために電気治療器を行います。投球中止期間は痛みの程度にもよりますが3週間から4週間程になります。投球中止している間は肩、肘、下肢、体幹のストレッチと可動域訓練を行い、柔軟性の獲得と可動域の改善をしていきます。また下肢・体幹の筋力向上、バランス訓練を行っていきます。
 
痛みの減少と柔軟性の獲得、筋力の向上がみられたら投球動作の確認を行い肩関節・肘関節に負担の少ない投球動作の獲得を目指しフォーム指導をしていき再発予防にも努めていきます。肩、肘関節に負担の少ない投球動作とは下肢からの力を体幹、肩、肘、ボールへとつなげていきます。肩、肘関節だけでなく肩甲骨、体幹、股関節の使い方が重要になってきます。
痛くても我慢して投げている選手が多く、痛みを我慢して投げるとさらに症状が酷くなる場合が多いです。痛いときは投球中止期間を設け、その間に身体のケアをしっかり行った方が早く復帰できます。投球中止期間にしっかりとストレッチ、筋力強化、フォームの改善を行っていくことで再発予防になりますし、球速のアップやコントロールの改善につながります。
 

投球障害は当院へお任せください

投球障害でお悩みの方は当院へお任せください。 投球障害は投球時痛みを我慢して投げると症状が酷くなることがあります。症状が悪化する前に当院へお越し下さい。電気治療器を使用し炎症を抑えます。当院へのご来院お待ちしております。

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