テニス肘について
テニス肘はテニスのストロークの繰り返しにより肘に痛みが出る障害です。正確に言うと、肘関節腱付着部障害のことで上腕骨外側上顆炎と言います。 文献やネットなどでは上腕骨外側上顆炎のことを単に「テニス肘」、反対側の上腕骨内側上顆炎のことを「内側型テニス肘」「フォアハンドテニス肘」と呼んだり、それぞれ様々な呼び方がありますが、厳密な区別は無いので外側上顆炎を「外側型テニス肘」、内側上顆炎を「内側型テニス肘」として説明していきます。テニス肘の症状
男性よりも女性に、また内側型より外側型が、年齢では40歳前後の人に多いです。スポーツに関係なく起こることもしばしばあり、パソコンのキーボードやマウス、スマホなどの普及に伴って多くの人が手首を酷使することが増えたため、誰にでも起こる可能性のあるケガになっています。
どちらのテニス肘もテニスなどボールを打つ際の衝撃に対して前腕の筋群に力を入れてラケットが飛ばされないよう保持しようとします。この時に働く力が筋肉や腱の付着部に大きなストレスを生じて、炎症や変性をきたして痛みが出現します。
テニスのバックハンドストロークでは、手首の甲側に曲げる筋群の付着部である肘の外側(外側上顆)に炎症が起こるので「外側上顆炎」「バックハンドテニス肘」「外側型テニス肘」と言われます。
栄光接骨院の施術内容
当院では安静に加えて急性期は3D MENSという特殊な電気を流し治癒を促進します。
原因となっている前腕伸筋群の柔軟性の低下も一因と考えられるので、立体動態波と呼ばれる電気で筋肉の柔軟性を高めていきます。また、マッサージや局所のストレッチの指導なども積極的に行っていきます。
また、患部の状態や患者様の希望に合わせテーピングも施工し、損傷の酷い場合はギプス固定も行って、立体動態波や超音波治療器と併せていきます。