疲労骨折について

疲労骨折について

疲労骨折とは

 

健全な骨に、通常は骨折を起こさない程度の負荷が繰り返し加わった場合に生じる骨折です。針金を繰り返し、曲げ伸ばししていると折れるのと同様の機序になりますが、骨では生体反応として骨膜反応、仮骨形成などの修復反応を伴うところが金属と異なります。

急に環境や習慣を変えて激しい運動を繰り返した時に起こりやすいです。スポーツによる疲労骨折は脛骨(スネの骨)に多いです。下腿骨(脛骨・腓骨)の疲労骨折について説明します!

下腿骨疲労骨折

スポーツ障害として多くみられ、疲労骨折のなかでは脛骨が1番多いです。発育期の10歳代に多く発生します。

脛骨疲労骨折の分類

脛骨骨折における疲労骨折はすべての部位に起こりうるが、最も発生しやすい部位は近位1/3部および遠位1/3部であり、中央1/3部は少ないです。

疾走型

近位1/3部または遠位1/3部の疲労骨折は圧力が加わる脛骨後内方に発生し、走る競技や走る練習が多い子に多いため、疾走型とよばれています。

跳躍型

一方、中央1/3部の疲労骨折は張力が発生する脛骨前方に発生します。バスケットボールやバレーボールなどの跳躍を行う競技に多く、跳躍型とよばれています。

腓骨疲労骨折

腓骨の場合は、走る競技や練習による疾走型の発生は遠位1/3に多く、跳躍の繰り返しによる跳躍型の発生は近位1/3部に多いです。

 

発生機序

①骨に繰り返しの衝撃が加わったとき

②筋肉の疲労により骨に加わる衝撃力を軽減する作用が低下した時

③筋肉の繰り返しの収縮により骨に過度の牽引力が加わったとき

上記のことが作用して発生すると考えられます!

症状

初期にはレントゲンで骨折線が認められないため、骨折部の限局性圧痛が重要です。ときに腫脹、熱感を伴います。2~3週間後にレントゲンで骨皮質の肥厚や亀裂骨折がわかることもあります。

当院での治療法

 

治療には、まず、原因となるスポーツ競技を禁止させ、3週間程度の安静期間をつくります。一般的に5~6週間後には復帰が可能です。

 

栄光接骨院では、疲労骨折した骨に負担がかからないように、ストレッチ、マッサージなどで硬くなった筋肉を緩めます。また筋力強化や骨盤矯正で歪みをとる施術をして骨への負荷をやわらげていきます。

 

また、立体動態波の3D MENSという特殊な電気を使用し、骨折部の細胞の活性化を促して治癒促進も行っていきます。バランス訓練、スポーツ動作の指導なども行い再発予防にも努めていきます。

疲労骨折のお悩みについては当院にお任せ下さい

 

疲労骨折の診断が出たからと言って何もしないのではなく一度栄光接骨院へご相談ください。

身体の様々な痛み・悩みに対し真摯に向き合い、一人でも多くの患者様の笑顔が見られるよう日々努めて参ります。そして痛みだけでなく、心も身体もリラックスできる環境をつくることで、栄光接骨院が皆様にとって安心できる場所で在るために、お一人お一人に対し真摯に向き合うことをお約束します。

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